前節の茨城戦では、A東京で最長となる19分のプレータイムを獲得
アルバルク東京は今日、笹倉怜寿が右足関節関節内遊離体、関節前方インピンジメント症候群と診断され、インジュアリーリストに登録したことを発表した。
大学4年時に特別指定選手としてA東京へ加入した笹倉は、冷静な状況判断と187cmの身長を生かしたシュートやアシストを持ち味とするポイントガード。2020-21シーズンに仙台89ERSへ期限付き移籍し、47試合に出場。平均25.1分のプレータイムで11.2得点、3.6リバウンド、3.9アシストでチームのプレーオフ進出に貢献した。翌シーズンにA東京へ復帰し、今シーズンもA東京でプレーしている。
昨シーズンまでの笹倉は、外国籍ポイントガードや田中大貴、小島元基などの実力者からプレータイムを奪うことができず、出場時間は数分に留まっていた。しかし今シーズンに入ると、2番手ポイントガードの藤永佳昭が欠場した第3節の群馬クレインサンダーズ戦から、平均10分以上のプレータイムを獲得しており、前節の茨城ロボッツ戦ではA東京では最長となる19分36秒間出場していた。
王座奪還を目指すA東京にとって、ローテーションの一端を担っていた笹倉の戦線離脱は痛手となる。