「新しい冒険を始められることがとても楽しみです」
信州ブレイブウォリアーズは今日、ウィリアム・モズリーとの契約に合意したことを発表した。
アメリカ出身のモズリーは、203cm104kgのセンター。NCAA1部のノースウェスタン州立大卒業後、2012-13シーズンにイタリアセリエAのフォルティトゥード・ボローニャでプロキャリアをスタートさせた。ゴール下を主戦場に相手のシュートを許さない豪快なブロックや、素早く攻守を切り替えられる脚力を武器に、7シーズンに渡ってイタリアでプレーした。2019年からの2シーズンは、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、モンテネグロ、セルビア、スロベニアの5カ国で構成されるABAリーグのKKパルチザンでプレーし、今シーズンは7月までロシアのUNICSカザンに所属していた。
信州は、10月26日に行われた横浜ビー・コルセアーズ戦で負傷した大黒柱のウェイン・マーシャルが右膝外側半月板断裂により全治3カ月から6カ月と診断され、11月18日にインジュアリーリストに登録していた。強固な守備から流れを引き寄せるスタイルの信州にとって、ディフェンスが持ち味のモズリーの加入は大きな補強となる。モズリーはクラブを通じて、次のコメントを発表している。「信州ブレイブウォリアーズにこのような機会を与えて頂き本当に感謝しています。また、この新しい冒険を始められることがとても楽しみです。よろしくお願いします」
モズリーはすでにチームには合流しており、ロスター登録の日程は決まり次第発表される。