クレイ・トンプソン

ウォリアーズは今シーズン初めて敵地での試合で勝利

クレイ・トンプソンはなかなか調子を上げられずにいた。3ポイントシュート成功率はかつてキープしていた40%に遠く及ばず、平均得点はルーキーイヤー以来となる低い水準に留まり、シュートの本数は打っているのだが確率が上がってこない。それでも、この2試合でようやくリズムを取り戻し、ウォリアーズを連勝に導いた。

11月18日のニックス戦で20得点を記録。この試合で今シーズン初めてフィールドゴール成功率が50%、3ポイントシュート成功率が40%に乗った。そして20日のロケッツ戦ではフィールドゴール23本中14本成功(60.9%)、3ポイントシュートは13本中10本(76.9%)と驚異的な確率で沈めて、41得点を記録。チームは打ち合いの末に127-120でロケッツを破り、今シーズンここまで開幕8連敗だったロードゲームでの初勝利を挙げた。

ロケッツ相手にクレイは試合序盤から攻め続け、第1クォーターだけで3ポイントシュート4本成功を含む20得点を挙げている。ロケッツはケビン・ポーターJr.とジャバリ・スミスJr.を軸に巻き返しを図ったが、クレイは41得点、さらにステフィン・カリーが33得点で続いてロケッツの若い力をねじ伏せた。

試合後のコートインタビューに応じたクレイは「最高に気持ちが良いね」と笑顔を見せた。「ただ、僕は自分自身に厳しいので、これは一つドアを開けただけで、これからが本番だと思っている。そうなることを約束するよ」

左膝前十字靭帯の断裂、右アキレス腱断裂と大きなケガが続き、昨シーズン途中に2年半ぶりに復帰。調子が悪いとケガの影響が残っているのではと心配されるが、クレイは「足は全く問題ない」と言う。

「僕にとって大事なのはシンプルなプレーを心掛けることだ。物事をシンプルにとらえてプレーすれば、60得点したり、3ポイントシュートを10本決めたりできる。僕は派手なプレーヤーじゃない。だからシンプルに、効率良くプレーすべきだ。今日はそんなプレーができた。今日のパフォーマンスをベースとして、シーズンを通してこの状態を出せるようにしたい」

『スプラッシュ・ブラザーズ』は74得点12リバウンド18アシスト5スティールを記録し、ターンオーバーは2人でわずか3つ。カリーは開幕から好調だったが、クレイがそのペースに追い付いたことで、ウォリアーズに本来の勢いが戻ってきた。