根っからの勝者レブロン、我慢の限界に達しかけていたことを告白「キレかけた」

2018/11/13
NBA&海外
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レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

チャンドラー加入後の現在、チームは3連勝中

今年7月にレイカーズと契約したレブロン・ジェームズは、若手中心のチームで優勝を狙う厳しさを理解していた。王者ウォリアーズと同じ西カンファレンスのチームに移籍した以上、8年続いたNBAファイナル進出も、今シーズンで途絶えてしまう可能性は高い。それでも名門復活というミッション、そしてレイカーズの可能性を信じ、困難な道を選んだ。

しかし、レブロンは根っからの勝者だ。勝てない日々、チームケミストリーが改善されない日々を経験すれば、気持ちも焦れてしまうもの。現在3連勝中のチームだが、10月下旬のスパーズ戦からの5試合で2勝3敗と負け越した。僅差の試合に勝ちきれない状況を重く受け止めた球団社長のマジック・ジョンソンは、指揮官のルーク・ウォルトンと話し合い、意見をぶつけ合った。歯車が噛み合わない状態に苛立っていたのは、レブロンも一緒だった。

11月10日のキングス戦後、レブロンは『Yahoo Sports』に「見た目には何も変わっていないけれど、みんなが俺の性格を分かっている通りで、実は先週キレかけた」と語った。

「でもね、自分にこう言い聞かせたんだ。『自分がどういう状況に飛び込んだか分かっていたはずだろ?』とね。それで落ち着いた。とにかく辛抱強くいないといけない」と、笑顔でコメントしている。

レイカーズの流れを変えたのは、優勝を知るビッグマン、タイソン・チャンドラーだった。チャンドラーが加わってからは負けなしの3連勝。いずれの試合も守備で勝利をモノにした。まだまだシーズンは長く、これからも苦しい時期を経験するだろうが、チームスタイルの骨組みは完成しつつある。レブロンは言う。

「このチームが若いチームということを、改めて認識する必要があった。今は良いプレーができているし、良い癖も生み出し始めている。今は、それが何よりも大事なことだからね」

ウォリアーズの3連覇が濃厚と思われているシーズンであっても、レイカーズには6年ぶりのプレーオフ進出、そしてウォリアーズに対抗し得るポテンシャルが感じられるプレーが期待されている。辛抱強くあるというのは、言うは易く行なうは難し。百戦錬磨のレブロンであっても、それを再認識するシーズンを送っている。