ドウェイン・ウェイド、ジャッジの正誤を公表する『Two Minutes』レポート不要論を主張

2016/12/01
NBA&海外
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写真=Getty Images

「試合結果が変わらないのであれば公開する必要はない」

NBAでは、2015年のプレーオフから各試合の第4クォーター残り2分以降の全プレーへの判定に関するレポートを公開している。もし誤審があった場合、そのレポートで公表されるという仕組みで、NBAコミッショナーのアダム・シルバーが『透明性改善』のために始めたものだ。

だが、このレポートについて「あえて公開する必要はないのではないか」と異議を唱えたのがブルズのドゥエイン・ウェイドだ。

『CNSChicago.com』の取材に対してウェイドは、「僕はあのレポートが好きではないんだ。これからも言い続けるよ。NBAにとってもマイナスなんじゃないかな」と語った。

「僕だって時には審判の判定に思わず怒りの感情を覚えることもある。でも、いちいち終わった試合について議論するのは止めようじゃないか。判定は試合で起こること。レポートが公開されて、後から『この場面ではファウルが取られるべきだった』と知らされるのは好きじゃない。誰にとっても気分の良いものではないよ。もう何度も言っているんだけどね……」

ウェイドと同様に、試合結果が変わらないのであれば公開する必要はないという意見は選手、コーチからも寄せられている。誤審は褒められたものではないが、人間が試合を裁く以上、これもスポーツの一部と考えて受け入れるのが自然、という主張だ。

今後、リーグの理事を務める各チームのオーナーから不要論が出てくれば公開に関するルールが改められる可能性はあるが、コミッショナーは同レポート公開を今後も続ける方針だ。今後、ルールが改められるとしたら、リーグの理事を務める各チームのオーナーから正式に不要論が出てきた時のことになる。

ジャッジを協議する審判たち。どちら分かりにくい際どいシーンは多々あるので、絶対にミスのない判定は難しい。