Wリーグ会見

開幕に先駆け全14チームのキャプテンが登壇

Wリーグは今日、第24回Wリーグ開幕記者会見を実施した。10月19日から始まるシーズンを戦う全14チームのキャプテンが登壇し今シーズンに向けた意気込みを語った。

今シーズンの開幕カードに選ばれたトヨタ自動車アンテロープスの馬瓜ステファニーは、「今シーズンは移籍選手や新人選手が入りメンバーが変わりましたが、変わらず優勝を目指します。チーム最長の在籍6年目となったので、後ろからみんなを支えていきたいです」と意気込んだ。

そのトヨタ自動車と開幕戦を戦うENEOSサンフラワーズからは渡嘉敷来夢が登場。在籍13年目で初めてキャプテンに就任した渡嘉敷は、「直近の2シーズンは勝つことができていない中で、チームを引っ張っていく責任を持つためにキャプテンになりました。チームメートから自分に任せれば大丈夫だと思ってプレーしてもらえるように、練習から頑張っていきたいです」と決意を示した。

この会見では、今シーズンのプレーオフセミファイナルとファイナルが、Wリーグ初となる武蔵野の森総合スポーツプラザのメインアリーナで行われることも発表された。これを受けて、渡嘉敷は「昨シーズンのファイナルを見て、自分もたくさんのファンの前でプレーしたいと思いました。今シーズンは自分たちがファイナルの舞台に立ちます」とライバルチームのキャプテンたちを横目に笑顔で宣言した。

プレーオフ期間中には、セミファイナルとファイナルの会場の最寄り駅である飛田給駅を運営する京王グループとWリーグがタッグを組むことも決定。『女子バスケットボール、世界へ飛田給』と題したプロジェクトを実施し、過去最大級のプロモーションとして、特製看板の設置や選手の1日駅長などが予定されている。

また、Wリーグの祭典であるオールスターが、シーズン終了後の2023年4月29日、30日に有明アリーナで開催されることも合わせて発表された。