写真=Getty Images
最優秀守備選手賞受賞経験のあるリムプロテクター
思うような結果を残せず苦戦している印象が強いレイカーズが、状況を打開するため補強に動くと、『ESPN』が伝えた。そのターゲットは、サンズと契約バイアウト交渉中と報じられたセンターのタイソン・チャンドラーだ。
昨日、レイカーズ首脳陣とヘッドコーチのルーク・ウォルトンとのミーティングが話題を集めた。今のところウォルトン解任という流れにはなっていないようだが、指揮官は話し合いの席で、球団社長のマジック・ジョンソンにジャベール・マギーの控えを務められるビッグマンの獲得を希望したと言われている。
レイカーズは、先発センターに起用されているマギーがベンチに下がると同時に守備が著しく悪化する傾向が強い。11月3日のトレイルブレイザーズ戦前の時点でも、平均失点がリーグ28位の121.1点と苦しんでおり、ウォルトンは状況を改善するため、リム周辺の守備に秀でているセンターの補強を要求したのだろう。
2011年にマーベリックスの優勝に貢献したチャンドラーは、2012年に最優秀守備選手賞を受賞したリーグ屈指のディフェンダーだ。36歳になった今も、セカンドユニットでの活躍が見込めるため、適任と言える。
サンズはまだチャンドラーの解雇を正式に発表していないが、早ければ今後1週間以内にレイカーズ移籍が実現すると見られている。
From a rookie on the 2001-02 Bulls, to a veteran leader on the Suns.
Congrats on 1,000 career games, @tysonchandler! #WeArePHX pic.twitter.com/tInmLtUJLR
— Phoenix Suns (@Suns) 2016年12月8日