「今年の夏はリーグで勝つことだけに集中して準備をしてきた」
ホークスがトレーニングキャンプを開始した。エースのトレイ・ヤングが新シーズン最初の会見に応じ、NBA5年目のシーズンへの抱負を語っている。
「6月2日に息子が生まれて、その後に新シーズンの準備を始めた。みんなトレードの噂ばかりしていた時期に、僕はシアトルでバスケをして、自分のスキルを高めてきたんだ。1年目のオフはテレビに出演したりだとかCMに出たり忙しくしているのが楽しかったけど、今年の夏はリーグで勝つことだけに集中して準備をしてきたから、期待してほしい」
「僕はすべての面で上達したい。得点でもアシストでもディフェンスでもね。夏の間はずっとそればかりだったから、試合でプレーするのが楽しみだよ」
オフに入ってすぐの時期、ヤングの地元であるオクラホマシティをヘッドコーチのネイト・マクミランが訪れ、2人はチームの今後についてじっくり話し合ったそうだ。その中で指揮官は、ヤングに今まで以上にリーダーシップを発揮するよう求めたという。
「僕はずっとポイントガードとしてチームを引っ張ってきたけど、今はより声を出してリーダーシップを発揮する方法を学んでいる」とヤングは言う。
「ネイトは『こうしろ』と命令するわけじゃなく、チームをもっと良くするために何ができるかを僕に問いかけている。チームメートは僕を愛してくれているし、僕もみんなのことが好きだ。僕はリーダーシップを発揮して、みんなでチャンピオンを勝ち取るつもりだ」
「僕らがどれだけの力を持ったチームなのか、まだ誰にも分からない。でも、みんなこのリーグで優勝できると信じている。僕は昨日チームメートにそう伝えたし、みんな同じメンタリティで臨んでくれると思う。誰にどう思われるかは関係なくて、自分たちが証明するのが大事なんだ。僕は今まで以上の覚悟を持ってこのシーズンに臨む。それを見せていきたい」