『INSIDE AKATSUKI』は、日本代表スタッフが収録した、バスケットボール日本代表の選手たちの『ありのままの姿』を見ることができる映像コンテンツ。今シリーズでは、女子ワールドカップに向けて強化合宿をスタートさせ、オーストラリアへ飛び立った女子日本代表の裏側を連日伝えていく。

マリとの初戦を控え、選手たちと入念にコミュニケーションを取る恩塚享ヘッドコーチ。テストマッチを経て「自分自身の役割と強みを理解し、それをベースに直感やひらめきが出てくるように」とアドバイスを送った。

宮澤夕貴は「ここ4日間の中で一番コンディションが良い」と笑顔を見せる。前日のセルフケアとメンタルケアの効果はてきめんのようだ。2016年リオオリンピック以来となる世界大会に臨む渡嘉敷来夢は「いよいよ始まるなという感じ。やってきたことを出したいですし、楽しみ」と、気持ちが高ぶっている。特にWNBAで3度のMVPを受賞したオーストラリア代表のレジェンド、ローレン・ジャクソンとのマッチアップを楽しみにしていると言う。

渡嘉敷とともに日本を引っ張るキャプテンの髙田真希からは「自分たちがのびのびとプレーしたら、それを見て自然とみんなもいつものプレーが出せると思う」と、頼もしい言葉が聞けた。そんな髙田は後輩たちからの信頼も厚く、オコエ桃仁花は「お姉ちゃん」と称し、「頼りになりすぎるキャプテン」と尊敬している。

二人の頼れる先輩に可愛がられるオコエはめきめきと実力を伸ばし、攻守ともに欠かせない存在となった。日本のビッグマンたちが世界を相手に躍動する姿に期待したい。