強いチームはディフェンスとリバウンドから!

昨シーズンの横浜ビー・コルセアーズは、3ポイントシュートをリーグで最も打たれたチームであったにも関わらず、相手のアシストから生み出された割合と決定率はそれぞれリーグ8位と、そこまで悪い数字ではない。さらにミッドレンジショット(3ポイントとペイントエリアの間から打たれる難易度が高いショット)をリーグで最も打たせたチームであることから、相手を1on1での攻撃に誘い込むことができており、ディフェンシブレーティング(100 回攻撃された場合の平均失点)はリーグ10位とこれまでのシーズンとは一味違う守備を見せた。

新シーズンはB2最高のディフェンシブレーティングを誇る仙台89ERSからデビン・オリバーと、千葉ジェッツで守備能力を鍛え上げられ、サイズアップも期待される赤穂雷太を獲得。攻守ともに苦戦したリバウンド獲得率(ともにリーグ18位と16位)向上のために広島からチャールズ・ジャクソンを獲得した。虎視眈々と準備を整えている。

継続選手が多いことはアシストが多い河村にとって追い風となるはず。プレシーズンにおいては河村と須藤昂矢のホットラインも多く見受けられたため、須藤をスターターに。リバウンドマシンであり、パスを受けて輝くタイプのチャールズ・ジャクソンも先発に名を連ねると予想した。

所属選手一覧

注目選手

河村勇輝
新シーズンに最も注目されるルーキー。河村が先発出場した5試合の平均アシスト割合(アシストから生み出された得点の割合)は63.6%と、チーム平均の58%を大きく上回る圧倒的なプレーメーク力を見せた。ペイントアタックも可能で、宇都宮ブレックスとのプレシーズンで行われ得点に繋がった、河村専用セットの数々は一見の価値あり。自身のマークマンの特性を考え、ヘルプポジションやローテーションの調整を行うなどディフエンシブIQ も高い。

森川正明
シーホース三河時代からそのオフェンス能力は注目されていたが、横浜に移籍しプレータイムも倍増。42.9%と高確率な3ポイントシュートとペイントエリア内決定率53.2%を武器に、2桁得点が計算できる選手へと能力を開花させ、日本代表候補にも選出されている。

チャールズ・ジャクソン
個人のディフェンスリバウンド獲得率ではリーグ25位, オフェンスリバウンド獲得率では9位にランクインするリバウンド能力に秀でた選手。(22分間の平均出場でこの数字は驚異的)ジャクソンの加入によって、ボールポゼッションを途切れさせることなく得点が可能になったため、リーグ18位に沈んだオフェンシブレーティング(100 回攻撃した場合の平均得点)向上にも一役買うことだろう。

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