リーグ最高の3ポイントチームへアクセル全開!

ヨーロッパ有数のシューター、マット・ジャニングが加入し、ビッグマンを並べて圧倒する戦略から3ポイントチームへ舵を切った昨シーズン。フリースローになったポゼッションを含めたショットシチュエーションのうち、3ポイントを試投した割合が40.6%でリーグ1位と、戦略通りの3ポイントチームへ変貌。成功率も35.9%でリーグ6位と試投が多いにも関わらず高確率だ。3ポイントシュートの影に隠れてしまいがちだが、注目すべきはフリースローポゼッションの多さである。リーグで3位のフリースローポゼッション割合を誇っているためインサイドの強さも健在。そのオフェンシブレーティング(100 回攻撃した場合の平均得点)は121.0でリーグ3位と強烈な数字を残している。

その選手たち10人を継続契約したことでこれまでの戦略を踏襲すると予想され、さらにシュート力・プレーメーク力に優れた納見悠仁を新潟アルビレックスBBから獲得。さらにポーランドリーグで活躍したストレッチ4(3ポイントシュートを得意とするパワーフォワード選手)のマイケル・ヤングジュニアを獲得。強化された3ポイントシュートでリーグ優勝をつかむことができるのか注目だ。

継続のロスターが多いことから、スターターに大きく変更はないと予想するが、スモールフォワードポジションは全盛期を迎える熊谷を予想した。昨シーズンは長谷川技がリズムを作り、後輩に託すといった起用を行なっていたが、新シーズンは全盛期を迎える熊谷と成長著しい増田啓介に任せる形となるだろう。

所属選手一覧

注目選手

藤井祐眞
今や押しも押されもせぬリーグの顔となった藤井。ペイント内決定率62%、さらにフリースロー獲得率は15.8%とドライブからの得点期待値が突出して高く、ドライブを警戒すれば38.8%の確率で3ポイントシュートを沈め、人数をかければ平均5.5本ものアシストで味方の得点を演出する。ディフェンス能力も高く、平均1.1スティールを奪うなど、ガードとしては非の付け所がない選手。出場1分あたりの効率性を計るPER指標では、堂々の日本人選手第1位だ。

納見悠仁
川崎がさらなる3ポイントチーム化を目指し獲得した選手。3ポイントシュート成功率36.3%、ペイントエリア内決定率50.8%、平均アシストは4.0本を記録。フリースロー獲得率こそ少ないものの、藤井と似た特徴を持つ選手。年齢は24歳と若く、川崎での飛躍が期待される。

マイケル・ヤングジュニア
昨シーズンはポーランドバスケットボールリーグに所属し、FIBA チャンピオンズリーグにも出場。2ポイント成功率55%、3ポイントシュート成功率は44.8%を記録。プレースタイルは、川崎には珍しい1on1を得意とするスラッシャータイプ。強力なドライブを見せることで作られたスペースを利用し、高確率で3ポイントを決められる選手。

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