福岡

ロスターを大きく替え、低迷期を抜け出せるか!?

昨シーズンのライジングゼファーフクオカは女子バスケで実績のある梅嵜英毅がヘッドコーチに就任し再起を図った。しかし、開幕1カ月で黒星が先行し、3月末には梅嵜も解任となり、苦しい結果で終えた。2019-20シーズンのB2降格以来、勝率5割に満たないシーズンが続いている。そんな低迷を打ち破るべくチームは積極的な補強を行った。まずは国際的に実績のあるスペイン人ヘッドコーチ、ラモン・ロペスを招聘。外国籍選手も総入れ替えとなり、生まれ変わりを感じさせるロスターが揃った。ポイントガードのマーベル・ハリス、オールラウンダーのジョーダン・グリン、インサイドのドリュー・ゴードンとタイプの違う外国籍3選手を並べ、インサイドはフィリピン国籍のグレゴリー・スローターをアジア特別枠で獲得。さらに日本代表でもお馴染みの日本人ビッグマン永吉佑也を京都ハンナリーズから獲得し、強化を図った。

フクオカ
開幕特集_福岡

外国籍選手が全ポジションをカバーできること、さらに日本人ビッグマンの永吉とアジア特別枠のスローターの存在で、多彩なラインナップが組めることが福岡のアドバンテージとなるだろう。特別指定ながら先発を担っていた石橋侑磨や、今シーズンもキャプテンを務める本多純平など、高確率で3ポイントシュートを決められる日本人選手もいるので、新ヘッドコーチの下、どのようなバスケが展開されるか注目だ。

所属選手一覧

注目選手

白戸 大聖

白戸大聖
大部分の試合で先発を務め、平均2桁得点に届きそうな活躍を見せた白戸。日本人選手の得点源として期待される本多は、ケガで開幕に間に合わないことが見込まれるため、白戸の活躍は必須となる。オフェンス面での期待も高いが、激しいディフェンスで会場を沸かしてくれることにも期待したい。

永吉佑也

永吉佑也
B1でも重宝される数少ない日本人ビッグマン、永吉の獲得は吉と出るだろう。外国籍相手にもディフェンスができ、しっかりと走れ、3ポイントシュートまで打てるハードワーカーはチームに良い流れを呼び込む。永吉がインサイドで起用されることで、グリンとハリスが生きてくることは言うまでもない。

ジョーダン・グリン

ジョーダン・グリン
打って良し、守って良しのグリンが福岡に帰ってきた。デビュー戦で戦慄の37得点を挙げた記憶が残っているファンにとっては垂涎の復帰だろう。昨シーズンの3ポイントシュート成功率は44.1%と福岡時代を上回っている。今シーズンは純粋にスコアを要求されることが見込まれるため、得点王レベルの活躍が期待できる。

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