パトリック・べバリー

かつてはクリッパーズの主力としてレイカーズを『口撃』

レイカーズがパトリック・ベバリーの獲得を決めたと『The Athletic』が報じている。ベバリーはNBAキャリア10年のベテランで、昨年オフに4シーズンプレーしたクリッパーズを離れてティンバーウルブズに移ると、才能ある若手の多いチームに欠けていた経験とガッツを注入し、古巣クリッパーズをプレーイン・トーナメントで破ってウルブズをプレーオフに導いた。

それでも今オフはルディ・ゴベアのトレードに含まれる形でジャズへ移籍。再建へと舵を切ったジャズは彼を必要とせず、テイレン・ホートン・タッカーとスタンリー・ジョンソンとのトレードに合意した。

ベバリーは執拗なディフェンスとトラッシュトークで相手を苛立たせ、リズムを狂わせることに長けた『曲者』だ。かつてのインタビューで「自分のチームの選手を除く全選手が僕のことを嫌いと言うだろう。でも僕は気にしない。自分のチームの選手から支持されればいい」と語っている。

そんな彼は長くクリッパーズの主力を務めたことで、レイカーズにとっては厄介な存在だった。かつて『LA対決』が注目されるたびにベバリーは口を開き、レブロン・ジェームズとのマッチアップについて「全然難しくない」と言い放ったこともある。

ただ、かつては仇敵だったとしても、立場が変われば過去は気にしないサラリとした部分もあるのがベバリーだ。ガード陣のディフェンスに難があったレイカーズにとっては非常に良い補強となる。21歳ながらローテーションの一角を務めていたホートン・タッカーを手放してでも欲しかった戦力ということだ。

ベバリーはコート上でもSNS上でもNBAで最も饒舌な選手の一人。つい先日、ケビン・デュラントがネッツへのトレード要求を取り下げた際には、その煮え切らない態度を批判するツィートをしていた。何かと注目が集まるレイカーズにやってきたことで、コート内外でのベバリーの存在感はさらに強まるに違いない。