ブロニー・ジェームズ

専門サイトはオハイオ州立大、USC、オレゴン大がリクルーティング中と伝える

レブロン・ジェームズの息子ブロニー・ジェームズは、今秋からの新学期が高校最後のシーズンとなる。今、アメリカで最も有名な高校生バスケットボール選手と言えるブロニーの進路には、当然のように大きな注目が集まっている。

そんな中『ESPN』によると、ブロニーはGリーグのイグナイトなど育成リーグよりも、NCAAでのプレーを希望しているという。そして現在、NCAA1部の強豪校であるオハイオ州立大、ミシガン大、UCLA(カリフォルニア大ロサンゼルス校)、USC(南カリフォルニア大)、オレゴン大が彼の獲得に興味を持っていると報じた。

これまでブロニーに対しては2021年にノースカロライナ大A&T、ノースカロライナ・セントラル大の2校からオファーを受けたと報じられて以降、これといった具体的なニュースは出ていなかった。そして、今回の『ESPN』のニュースを受けて、バスケットボール、アメリカンフットボールの有望高校生の動向を紹介する人気サイト『ON3』が、ブロニーに対する5校の関心度を分析している。

『ON3』は、ESPNが挙げた5校のうち、現在ブロニーへのリクルーティング活動を行なっているのは、オハイオ州立大、USC、オレゴン大と見ている。オハイオ州立大はその名の通りブロニーの父レブロンの地元オハイオ州を代表する名門校で、レブロンが子供の頃に同校のファンだったのは有名な話だ。USCはレイカーズの地元であるロサンゼルス地域にある大学で、現在、ブロニーが通っているシエラ・キャニオン高校の近くにある。そして、今のジェームズ親子にとっては地元のチームとなっている。

オレゴン大は、ナイキの創設者フィル・ナイト氏の母校でナイキと強い繋がりがある。そしてレブロンとナイキがビシネスパートナーとして長年深い関係にあるのは周知の事実だ。ちなみにオレゴンへの2023年秋の入学をコミットしているムーキー・クックは、レブロンの高校時代を描く自伝映画でレブロン役に抜擢されており、ブロニーがオレゴンに入学したらこの面でも話題となりそうだ。

ブロニーの行き先については、これから様々なニュースが出てくることが予想される。ただ、少なくとも彼がNCAAの強豪から興味を持たれる実力の持ち主であることは確かだ。もし、オハイオ州立大に入ったら、BIG 10カンファレンスの試合でネブラスカ大の富永啓生とマッチアップするのを期待したくなる。