ジョーダン・クラークソン

Window4に出場すれば、2018年アジア大会以来となるフィリピン代表でのプレーに

ジャズのジョーダン・クラークソンが帰化選手枠で、フィリピン代表として今月末に行われるワールドカップ2023予選Window4に出場予定であることが分かった。フィリピンの地元メディア『PhilStar.com』は、同国代表の指揮官チョット・レイエスのコメントを次のように紹介している。「クラークソンは間違いなく来ます。私の知っている限り、彼は8月15日にアメリカで急な約束があり、翌日にマニラに向けて出発する。そして8月18日に到着する予定だ」

フィリピン代表はWindow4に向けた合宿を8月15日にスタート予定で、25日にアウェーでレバノン、29日にホームでサウジアラビアと戦う。ちなみに同サイトによるとクラークソンは家族に加え、ジャズのチームトレーナーと一緒にフィリピン入りするとのことだ。

フィリピンは日本と同じくワールドカップには開催国枠での出場を決めており、なんとしても勝たなければいけない状況ではない。それにも関わらずクラークソンが参加するのは、来年の本大会に向けて少しでもチームに馴染み、他の選手とのケミストリーを高めるためと考えるべきだろう。昨シーズン、ジャズで79試合に出場し、平均16.0得点3.5リバウンドを挙げているクラークソンの加入は代表の大きな底上げとなることは間違いない。

クラークソンが同国代表でプレーするのは2018年アジア大会以来となる。この時は80-82で惜敗した中国戦で28得点を挙げるさすがの活躍を見せ、エースとして過去16年の中でベストとなる大会5位に導いていた。