ドワイト・ハワード

「将来、リングの上で戦ってチャンピオンベルトを掲げる日が来ることを願っている」

ドワイト・ハワードが、ナッシュビルで実施された世界最大のプロレス団体WWEのトライアウトを受けていたことが分かった。

『ESPN RADIO』などでホスト役を務めるアラッシュ・マーカジの取材に対し、ハワードは新シーズンもNBAでのプレーを続けることを希望しているが、それができなかった場合はWWEでのプロレスデビューに向けた準備を本格的に行う考えを明かした。しかし、今すぐのプロレス転向を希望しているわけではない。

ハワードは「自分の将来について考えている」と語る。「僕はWWE、レスリングが大好きなんだ。今回の機会を与えられたこと、トライアウトなどすべてを目撃できたことに感謝している。将来、実際にリングの上で戦ってチャンピオンベルトを掲げる日が来ることを願っているよ」

現在36歳のハワードは昨シーズン、レイカーズで60試合に出場し、平均6.2得点、5.9リバウンドを記録。ゴール下でのディフェンスに加え、オフェンスではスクリーナーとして味方を生かす仕事をこなすロールプレーヤーとして計算できるが、現在まで去就は決まっていない。

NBA選手のプロレスと言えば、古くはカール・マローン、デニス・ロッドマン、最近ではシャキール・オニールといった一流選手たちがリングで戦っている。ただ、彼らはあくまでスポット参戦のみだった。セカンドキャリアとしてオールスターに8度の選出を誇るハワードが本格的にプロレスに取り組んだら大きな話題になることは間違いない。