ケンバ・ウォーカー

昨シーズン途中に加わったアイザイア・トーマスにも関心

ピストンズに契約をバイアウトされる可能性があるケンバ・ウォーカーが、古巣のホーネッツに戻るかもしれないと『The Athletic』が報じた。

ウォーカーは2011年ドラフトでボブキャッツ(現ホーネッツ)から全体9位指名を受けてNBA入りすると、そこから8年間チームに在籍した。その後、セルティックス、ニックスと移籍を繰り返し、今オフはピストンズへトレードされた。昨シーズンは37試合に出場し、平均25.6分のプレータイムで11.6得点、3.0リバウンド、3.5アシストを記録しているが、これらはすべてキャリアワーストの数字と、苦しいシーズンが続いている。それでも、ホーネッツ時代のラスト4シーズンは平均得点が20を超えるなど主力として活躍し、オールスターに4度選出された輝きを取り戻す舞台としては最適だ。

ホーネッツはジェームズ・ボーレゴを解雇し、新たなヘッドコーチとして迎え入れるはずだったケニー・アトキンソンに突如として就任を撤回されたことで、スティーブ・クリフォードがヘッドコーチに就任した。クリフォードは2013年からの4年間ホーネッツの指揮を執り、4年ぶりにチームに戻ってくることになった。当時、ケンバを中心としたオフェンスを構築していたことも両者にとってプラスに働くだろう。

一方でホーネッツは、昨シーズン途中に2度の10日間契約から本契約をつかみ取ったアイザイア・トーマスにも興味を示しているという。ラメロ・ボールやテリー・ロジアーを支えるベテランポイントガードの補強が狙いだが、ホーネッツはどちらの選手を選択するか。