モーリス・ンドゥール

日本の高校を卒業後、NBAに挑戦した異色の選手

名古屋ダイヤモンドドルフィンズがモーリス・ンドゥールとの契約合意を発表した。

セネガル出身、現在30歳のンドゥールは206cm98kgのパワーフォワード兼センター。岡山学芸館高の進学コースを卒業後、オハイオ大に進学し、NBAサマーリーグを経てマーベリックスと契約した。公式戦デビューを待たずしてマブスからは解雇されたが、その後スペインのレアル・マドリーでプレー。2016年にはニックスと契約して32試合に出場し、平均3.1得点2.0リバウンドを記録した。

その後、ロシア、スペイン、リトアニアを渡り歩き、昨シーズンはリトアニアとトルコリーグでプレーした。リトアニアでは1試合平均11.4得点3.1リバウンド、トルコでは平均12.4得点6.4リバウンドを記録した。

クラブは以下のようにンドゥールを紹介している。「高い身体能力を活かして、インサイドでアグレッシブにプレーする。また、ンドゥール選手のスピードあるプレーは、ドルフィンズが得意とするトランジションバスケットにマッチすること間違いなし。さらに、ディフェンスやリバウンドでも献身的にプレーをし、負けず嫌いな選手である」

ンドゥールはクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「名古屋ダイヤモンドドルフィンズの選手として、日本でプレーできることを大変嬉しく思います。早くドルファミの皆さまの前でプレーをし、お会いできることを楽しみにしています!そして、名古屋の街にドルフィンズを知ってもらい、チームに貢献できるよう頑張ります」