小寺ハミルトンゲイリー

「チームボンディングの潤滑油として存在感を示してくれる」

仙台89ERSが小寺ハミルトンゲイリーとの契約合意を発表した。

アメリカ出身、帰化選手の小寺は206m130kgのセンター。ポーランドでキャリアをスタートさせ、2シーズンをドイツでプレーした。2009年に滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)に加入して以降、日本の多くのチームを渡り歩いてきた。昨シーズンは琉球ゴールデンキングスに加入し、レギュラーシーズン56試合に出場。平均12.1分のプレータイムで1.4得点、3.7リバウンド、1.9アシストを記録し、琉球の新たな武器であるビッグラインナップの一角を担ってリーグ最高勝率、西地区優勝に大きく貢献した。

クラブは小寺をこのように紹介している。「小寺選手はサイズと高いIQを活かして多くのチームを渡り歩き、日本のバスケ界で歴戦してきたベテランプレーヤーです。昨シーズンはB1強豪の琉球ゴールデンキングスの一員として、レギュラーシーズンの西地区優勝、そしてB1チャンピオンシップでもチームの優勝争いに貢献しております。その経験を活かして、オンコートではもちろんのこと、オフコートにおいても経験豊富なベテラン選手として、日本の文化を知る帰化選手としてチームボンディングの潤滑油として存在感を示してくれることと期待しております」

小寺はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「2022-23シーズン、仙台のようなハードワークを象徴するチームに加われたこと光栄に思います。ベテランとしての存在感をもたらし、外国籍選手と日本人選手との間を繋ぐ架け橋としてチームの力になれることを楽しみにしています。良い時も悪い時もともに分かち合い、1つでも多くの勝ち星を積み重ねるという共通のゴールに向かって突き進んで行きましょう!」