阿部GM「55試合30分出場するというタフネスも兼ね備えています」
大阪エヴェッサがショーン・オマラの獲得を発表した。
アメリカ出身、現在26歳のオマラは208cm116kgのセンター。ザビエル大学を卒業後フィンランドリーグのノキアでキャリアをスタートさせると、レギュラーシーズン41試合中40試合で先発を務め、平均17.4得点7.8リバウンド2.1アシストを記録した。オーストラリアリーグを経て、2019年に大阪に加入したが、オン・ザ・コートルールの影響もあり、15試合の出場に留まった。その後、バンビシャス奈良でプレーし、滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)に加入した昨シーズンは57試合中55試合で先発を務め、平均30.5分のプレータイムで14.6得点、9.0リバウンド、2.1アシストを記録した。
3年ぶりの古巣復帰となるオマラはクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「日本でキャリアを始めた大阪に戻って来ることができて嬉しいです。コート上で自分のワクワクするようなプレーを見せること、チームメイトやマネジメントの方々と再会することを楽しみにしています」
また、阿部達也GMはこのようにオマラを紹介している。「3年ぶりにショーン・オマラ選手が帰ってきました。23歳で日本に初来日し、プレーしたのが大阪エヴェッサです。当時のルールでは、外国籍選手はベンチに2名までしか入れなかったので出場試合は15試合でしたが、しっかり仕事をしてくれました。その後、奈良、滋賀と経験を積んで更にパワーアップしました。昨年は14得点、FG60%、9リバウンドと、ほとんどの記録が大阪時代を上回っており、55試合30分出場するというタフネスも兼ね備えています。Bリーグ、大阪エヴェッサのカルチャーを理解し、レディした状態で開幕ロースターを埋めてくれるのは心強いです」