シモーネ・フォンテッキオ

守備では複数のポジションを守れる即戦力ウイング

ジャズがイタリア代表のシモーネ・フォンテッキオを2年625万ドル(約8億6300万円)で獲得したことが明らかになった。26歳のフォンテッキオは昨シーズン、スペインの強豪バスコニアに所属し、国内リーグでは平均12.4得点、3.9リバウンドを記録すると、ユーローリーグでも平均11.0得点、4.4リバウンドを記録している。

203cmの彼は3ポイントシュートを得意とするウイングで、近年はイタリア代表での活躍が目立っている。東京オリンピック最終予選のベオグラード大会では3試合で平均19.7得点、3ポイントシュート成功率53.8%、6.3リバウンドを挙げ、敵地で大本命のセルビアを破る立役者となり、イタリアをオリンピックの舞台へ導いた。また、東京オリンピックでも4試合で平均19.3得点、3ポイントシュート成功率45.5%、3.0リバウンドを記録。75-84で敗れたベスト8のフランス戦でも23得点を挙げるなど、イタリア代表のエースを担っている。

ジャズは昨シーズン終了後に、指揮官クイン・シュナイダーの退任や守備の要であるルディ・ゴベアをティンバーウルブズに放出する大型トレードを行い、チームの抜本的な再編を実施しているが、意外にもフォンテッキオは今オフに契約する最初のフリーエージェント選手となった。

地元メディアの『ABC4』は、フォンテッキオについて「優れたフィジカルの持ち主であり、NBAにおいてもシューティングガード、スモールフォワード、パワーフォワードを守ることができる」と評している。3ポイントシュートと複数のポジションをこなせる器用さで、ジャズの即戦力になりたいところだ。