ラッセル・ウェストブルック

写真=Getty Images

「コミュニケーションが足りていない部分もある」

サンダーのラッセル・ウェストブルックが、10月21日に行なわれたキングスとのホーム開幕戦で復帰。32得点12リバウンド8アシストのパフォーマンスを披露したが、チームは120-131で敗れた。

ウェストブルックの復帰により今シーズン最多のスコアを記録したが、この日は守備が機能せず、開幕3連敗と結果がついてこない。ウェストブルックは、試合終了後もロッカーの席にしばらく座ったまま過ごし、気持ちの切り替えに努めた。メディアの取材に応じたのは、試合終了後から1時間以上が経過した後だった。

「ベストではなかったけれど、まだ試合はたくさん残っている」と語ったウェストブルックは、守備について「スキームが異なるということもあるし、コミュニケーションが足りていないという部分もある。もっと戦わないといけない」とコメントした。

ウェストブルックが欠場し、開幕から2試合で先発ポイントガードを務めたデニス・シュルーダーは、スロースタートの責任を感じている一人だ。キングス戦でフィールドゴール16本中5本成功の14得点だったシュルーダーは、3試合でフィールドゴール50本中14本の成功(26.5%)と波に乗れていない。「ここ数試合では良いシュートを選択できなかった。開幕からの2試合に関しては、その責任は自分にある」と答え、こう続ける。「もっと良いシュートを選択しないといけないし、自分もシュートを決めないといけない。でも、チームとしてレベルアップが必要。それにチームとして、より良いシュートを選択しないといけない。全員で取り組む必要がある」

シーズンは長く、まだ3試合を終えたばかりで、ナイーブになる必要はないのかもしれない。だが、一進一退を続けるサンダーに今もっとも必要なのは、勝利という結果に他ならない。