ケンテイビアス・コルドウェル・ポープ

ナゲッツでも先発起用が予想される新戦力

ナゲッツがケンテイビアス・コールドウェル・ポープと2年3,000万ドル(約41億6,000万円)の契約延長で合意したと報じられた。ポープは先日、トレードでウィザーズから加入したばかりで、現行の契約は新シーズンが最終年となっていた。また、新契約の2年目はプレーヤーオプションになっている。

29歳のポープは昨シーズン、開幕前にラッセル ・ウェストブルックを中心としたトレードでカイル・クーズマらと一緒に4年間在籍したレイカーズを離れウィザーズに移籍。そして全77試合出場で平均13.2得点3.4リバウンドを記録した。

3ポイントシュートと堅実なディフェンスの『3&D』として高い評価を受けるポープは、レイカーズ時代には2019年プレーオフで全21試合に先発出場を果たしNBA制覇を経験。ナゲッツとしてはニコラ・ヨキッチ、ジャマール・マレー、マイケル・ポーターJr.、アーロン・ゴードンと並ぶ先発メンバーとして大きな期待を寄せていることを今回の契約延長が示している。

現在のナゲッツはマレー、ポーターJr.の2人が昨シーズンの長期離脱から復活を目指している段階。ポーターJr.は自身のコンディションについて100%と完全復活をアピールしているが、先日、ヘッドコーチのマイケル・マローンは2人についてシーズン序盤はプレータイムを制限したり、連戦で続けて起用するのを避けるなど慎重な起用法を示唆している。

そうなるとポープが開幕当初から主力としてフル稼動の流れも十分に予想される。プレーオフ1回戦敗退に終わった昨シーズンからの巻き返しに向け彼がキーマンになるかもしれない。