クリス・ミドルトン

ミドルトンを欠いた前年度王者はカンファレンスセミファイナルで敗退

バックスのクリス・ミドルトンが7月上旬に断裂していた左手首の靭帯修復手術を受けたと『ESPN』が報じた。

ミドルトンはブルズとのプレーオフファーストラウンド第2戦で左足を負傷し、左ひざの内側側副靭帯の捻挫と診断された。2週間後に再検査を受け、問題がなければカンファレンスセミファイナルで復帰できる予定だったが、グレード2の捻挫のためその後のプレーオフゲームを全休した。レギュラーシーズン平均20.1得点を記録したミドルトンを欠いたバックスは、ヤニス・アデトクンボを中心にセルティックスと激闘を演じたが、『Game7』を81-109で大敗し、連覇達成とはならなかった。

このように、ミドルトンは左ひざのケガの影響でプレーオフは2試合のみの出場となったが、手首の痛みとも戦っていたようだ。それでも、手術は成功し、来シーズンの開幕には間に合う見込みだという。

オフシーズンのバックスはボビー・ポーティスとウェズリー・マシューズ、ジェボン・カーターと再契約し、ベテランスイングマンのジョー・イングルズと1年契約を結んだ。イングルズは現地1月30日のティンバーウルブズ戦で左膝前十字靭帯を断裂する重傷を負ったため、復帰はレギュラーシーズン後半と見られている。それでも、ミドルトンが完全復帰し、アデトクンボとドリュー・ホリデーの3人が揃い踏みとなれば、優勝する可能性は十分にある。