2005-06シーズンにはアルバルクの指揮官を務め、リーグ優勝に導いた経歴を持つ
千葉ジェッツは今日、新ヘッドコーチにジョン・パトリックが就任したことを発表した。
現在54歳でアメリカ出身のパトリックは、JBL時代にトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)でヘッドコーチを務めたことがある日本とゆかりのある指揮官だ。アルバルクを指揮した2005-06シーズンは就任1年目ながら、クラブをリーグ優勝に導き、コーチ・オブ・ザ・イヤーも受賞した。翌2006-07シーズンからはかつて過ごしていたドイツに戻ると、リーグ優勝、そしてコーチ・オブ・ザ・イヤーを5度も受賞した経歴を持つ。
パトリックはクラブを通じて、次のコメントを発表している。「千葉ジェッツの選手、スタッフと仕事をできること、そしてリーグの中でも最も熱狂的と言われているファンの前で私たちのゲームをすることを楽しみにしています。ペースの速い、そしてオフェンスも、ディフェンスもエネルギーに溢れたプレーを魅せたいと思っています。個人的には、ヨーロッパで16年間コーチをした後、日本に戻ることが出来てとても嬉しいです」
また、千葉は昨シーズンまで京都ハンナリーズで指揮官を務めていた小川伸也と、ドイツでパトリックの下、アシスタントコーチ兼ビデオコーディネーターを務めていた宮崎哲郎がアシスタントコーチに就任したことも発表している。