昨シーズンは11.2得点、7.9リバウンド、2.4アシスト、1.6スティールを記録
長崎ヴェルカは今日、パブロ・アギラールと2022-23シーズンの選手契約を締結したことを発表した。
現在33歳のアギラールはスペイン出身、203cm99kgのパワーフォワード。バスケ大国スペインでの代表経験も豊富で、ユーロバスケット(欧州選手権)で2003年に銅メダル、2005年に金メダルを獲得と素晴らしい経歴の持ち主だ。スペインやクロアチア、イタリアでプレーした後に、2019-20シーズン終盤から舞台をBリーグに移した。来日1年目は新型コロナウイルスの影響によりシーズンが中断したため1試合の出場に留まったが、その後も川崎ブレイブサンダースで主力として計3シーズンを過ごした。昨シーズンは出場した49試合中14試合で先発し、平均プレータイム24.2分で11.2得点、7.9リバウンド、2.4アシスト、1.6スティールを記録し、川崎の強みである『ビッグラインナップ』の一角をになった。また、3番から5番まで幅広くプレーできるだけでなく、ド派手なプレーでチームに勢いを与えたり、スタッツには表れないような献身的なプレーでチームに貢献できる選手だ。
アギラールはクラブを通じて、次のコメントを発表している。「これからワクワクするシーズンが始まるので、目標達成のためできるだけ多くのサポートができるように頑張ります。クラブ、ファン、長崎の街について素晴らしい話を聞いているので、皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。また会いましょう!!」
長崎は2020年9月に設立され、2021-22シーズンからB3に参入した新しいクラブだが、B1での経験豊富な選手を獲得し、参入1年目にしてB3優勝、B2昇格を成し遂げた。B1の上位チームで主力を張り、天皇杯連覇にも大きく貢献したアギラールの新天地での活躍に期待したい。