「一生懸命ハードにプレーしますので、我々と一緒に戦ってください」
群馬クレインサンダーズは今日、並里成を獲得したことを発表した。
現在32歳で沖縄出身の並里は、172cm72kgのポイントガード。2009-2010シーズンにプロデビューを果たしたリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)で2シーズンを過ごし、その後は地元の琉球ゴールデンキングスで4シーズンを、そしてbjリーグのラストイヤーは大阪エヴェッサでプレーした。Bリーグ開幕以降は滋賀レイクスターズで2シーズンを過ごし、2018-19シーズンからは琉球に復帰して、4シーズンをプレーした。クラブ初のチャンピオンシップファイナル進出を果たした昨シーズンは、出場した54試合中40試合で先発を務め、平均プレータイム21.0分で6.0得点、1.7リバウンド、3.6アスストを記録。『ファンタジスタ』と称されるように会場を沸かす華やかでトリッキーなプレーが魅力で、冷静なゲームメーク力に加えて、仲間を生かすプレーができる経験豊富なポイントガードだ。
並里はクラブを通じて、次のコメントを発表している。「れまで培ってきた情熱でバスケットの面白さの全てをコート上で表現し、そして『優勝』を目標にプロセスを新天地の群馬でファンの皆様と一緒に踏み、一歩ずつ進んでいきたいと思います!一生懸命ハードにプレーしますので、我々と一緒に戦ってください。皆様と試合会場で会える日をとても楽しみにしております。宜しくお願いします!」
また、4シーズンプレーした琉球を通じて、次のコメントも発表している。「4年前、何のために沖縄に帰ってきたかを振り返ると深くて深くて。本当にここまで支えてきてくれた方々に感謝してもしきれません。どこに行っても生まれ育った場所が変わる事はないですし、特別な場所です。ありがとうございました。また会う日まで」
そして、琉球も並里に対し「闘志溢れるプレーで試合の流れを変え、見るものを魅了するプレーの数々で唯一無二の存在感を出せるプレーヤーでした。並里選手は沖縄やバスケットボールを愛する気持ちは誰よりも強く、琉球ゴールデンキングスの為に戦い続けてくれた事を感謝しています」とコメントしている。