ヒート球団社長、ドゥエイン・ウェイドにマックス契約を提示しなかった2014年の決断を悔やむ

2016/11/11
NBA&海外
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写真=Getty Images

フランチャイズプレーヤーの帰還をマイアミは大歓迎

13年もの長きに渡り、フランチャイズプレーヤーとして『マイアミの顔』だったドウェイン・ウェイドが、11月10日、ブルズ移籍後初めてアメリカン・エアラインズ・アリーナに帰還した。

試合前の選手紹介の際、ヒートの選手よりも大きな歓声でファンから出迎えられたウェイドは、声援に両手を挙げ、右手を胸に当てて応えた。

出場試合数(754)、出場分数(2万7460)、通算得点(2万221)など、数多くヒートの球団記録を樹立したウェイドは、今夏ヒートから十分な条件が提示されなかったため、生まれ故郷シカゴに戻ることを決断。ヒート球団社長のパット・ライリーは、ブルズ戦を前にした『TNT』とのインタビューで、「2014年のオフにウェイドにマックス契約を提示すべきだった」と、後悔の念を語った。

3連覇達成に失敗して迎えた2014年のオフ、フリーエージェントとなったレブロン・ジェームズがキャバリアーズ復帰を決めた後、ヒートは同じくクリス・ボッシュとウェイドとの契約問題を抱えていた。結果的にヒートはボッシュにマックス契約を提示し、ウェイドとは2年契約で落ち着いたが、ライリーは、ウェイドともマックス契約を結ぶべきだったと悔やむ。

『TNT』のデイビッド・オルドリッジによれば、ライリーは「今さら言っても仕方のないことだが、ドウェインにもマックス契約を提示すべきだった。責任は私にある」と語ったそうだ。

マックス契約を結んだボッシュは、ここ2年連続して血栓症を患いレギュラーシーズン後半戦を欠場。現在も復帰の目途は立っておらず、ライリーは「ヒートでのキャリアは終わり」と、健康面の問題が解消されない以上、ボッシュの復帰を容認しない姿勢を固めている。

人生において、『もし~あのときこうしていたら』という議論は尽きない。しかし、2014年にマックス契約を提示していたら、ウェイドはヒートでキャリアを全うしただろう。

ブルズ戦のタイムアウト中には、ヒートが制作した特別映像が会場の大型モニターに映し出され、会場中がウェイドの功績を称えた。

ブルズに移籍後、初めてのヒートとの対戦。笑顔で会場入りしたウェイド。