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グリフィンは噂を完全に否定

2017年オフにフリーエージェントになる権利を保持しているクリッパーズのブレイク・グリフィンの周辺が騒がしくなってきた。オクラホマ大出身ということでサンダーへの移籍が噂される中、本人は噂を完全に否定し、「今はシーズンに集中している」と『ESPN』に語った。

「友人、家族、地元の連中は、僕が今シーズンとチームに集中していると理解してくれている」と語ったグリフィンは、クリッパーズでの居心地の良さについても触れた。

「皆、僕がチームでのプレーを楽しんでいることを知っているし、チーム、コーチングスタッフ、チームの全員を良く思っていることも知っている。だから、噂の類について僕にわざわざ聞く必要がないことを分かってくれている」

昨シーズンはケガとチーム内でのトラブルで満足の行くシーズンを送れなかっただけに、今シーズンにかけるグリフィンの思いは人一倍強い。クリッパーズは現在7勝1敗でリーグ首位に立ち、1試合の平均失点でもリーグ1位の88.3に抑えるなど、非常に高いレベルで守備が機能している。

まだシーズンは始まったばかりだが、ドック・リバース体制で4年目となる今シーズンに結果を残せなければ、現在のチームを解体するという議論にも発展するのは必至。また、同じくチームを引っ張る司令塔のクリス・ポールも今シーズン終了後にFAとなる権利を持っているため、ポールの決断がグリフィンの去就に何らかの影響を与える可能性もある。

今シーズンの結果次第では、ポールとグリフィンのコンビが解消される可能性もある。