ナゲッツはコールドウェル・ポープとイシュ・スミスを獲得
八村塁が所属するウィザーズとMVPのニコラ・ヨキッチを擁するナゲッツの間で、2対2のトレードが成立間近だと『ESPN』が報じた。
ウィザーズはこのトレードでウィル・バートンとモンテ・モリスを獲得し、ナゲッツにケンテイビアス・コールドウェル・ポープとイシュ・スミスを放出するという。
今シーズンのバートンは出場した71試合すべてに先発し、平均32.1分のプレータイムで14.7得点と、ヨキッチ、アーロン・ゴードンに次ぐチームの得点頭となった。さらに4.8リバウンド3.9アシストを記録し、ディフェンス力にも長けたスモールフォワードとして、プレーオフ進出に貢献した。チーム最長となる8シーズンをナゲッツで過ごしたが、プレーオフを目指すウィザーズで心機一転のスタートを切る。
モリスはキャリア5年目を終えたポイントガード。昨シーズンまではバックアップに回ることが多かったが、今シーズンは75試合中74試合で先発を務めるなど、主力として定着。平均12.6得点、3.0リバウンド、4.4アシストとキャリアベストのシーズンを送った。ポイントガードのグレードアップを狙っていたウィザーズとしては、安定感抜群の正統派ガードの獲得は大きな戦力アップとなりそうだ。
ジャマール・マレーとマイケル・ポーターJr.の完全復活が待たれるナゲッツは、『3&D』プレーヤーとして高い評価を受けるコールドウェル・ポープ、バックアップガードとして申し分のないスミスを獲得し、悲願達成を狙う。