写真=Getty Images
1試合21本の3ポイントシュートはNBAプレーオフ記録。
4月24日、トヨタ・センターで行なわれた西カンファレンスのプレーオフ1回戦第4戦。ウォリアーズは第1戦で右足首を捻挫したステファン・カリーが待望の復帰を果たしたが、そのカリーは第2クォーター終盤に今度は右ひざを負傷。ハーフタイム前最後のプレーでロケッツのトレバー・アリーザのディフェンスにつこうとした際に足を滑らせ、右ひざをひねった。
足を引きずりながらロッカーに戻ったカリーはプレー続行を希望したようだが、チームは大事を取って出場許可を与えなかった。
それでも、カリーの気持ちはチームメートに伝わっていた。復帰を望み、チームを引っ張ろうとしたカリーの姿勢にハートを熱くさせた『スプラッシュ・ブラザーズ』のパートナーであるクレイ・トンプソンは、第3クォーターだけで4本の3ポイントシュートを決めて、カリー不在の穴をしっかりと埋めた。
チームも同じく第3クォーターにプレーオフ球団記録となる8本のロングシュートを含む41-20のスコアを叩き出し、ロケッツを圧倒。こうなっては今のロケッツにウォリアーズを止める術はない。第4クォーターにはセカンド・ユニットのイアン・クラーク、アンドレ・イグダーラ、ブランドン・ラッシュ、リアンドロ・バルボウサも3ポイントシュートで続いた。
結局、NBAプレーオフ記録となる1試合21本の3ポイントシュートを成功させ、ウォリアーズが完勝。対戦成績を3勝1敗とし、シリーズ突破に王手を掛けている。
気になるカリーの状態だが、ウォリアーズは25日にMRI検査を受けることを発表。ここからロケッツに連敗でもしない限り、今シリーズ中に再び復帰する可能性は低い。
スパーズ | 116 | – | 100 | グリズリーズ |
ホークス | 95 | – | 104 | セルティックス |
キャバリアーズ | 100 | – | 98 | ピストンズ |