中盤までは互角に渡り合うも、ここ一番で踏ん張れずに黒星スタート
3×3ワールドカップ2022は本日から男子が開幕。日本は図らずも東京五輪と同じく、グループリーグ初戦でポーランドと対戦した。東京五輪は19-20とあと一歩で敗れ、その雪辱を果たすべく中盤までは互角の戦いを演じたが、ファウルトラブルから終盤に崩れ13-21のノックアウト負けを喫した。
試合の立ち上がりから、3×3の第一人者で今回がワールドカップ5大会目となる落合知也を起点にセットオフェンスでうまくズレを作り出して得点した日本は、保岡龍斗の2ポイントシュートも好調で序盤はリードを奪った。
中盤にかけてポーランドのエースであるプレミスワフ・ザモイスキーにドライブから連続得点を決められ、残り4分半に10-11と逆転されるが、すぐに藤髙宗一郎のダンクシュートで追いつき一進一退の攻防が続く。だが、ここで日本は先にフリースローを自動的に与える7つ目のチームファウルを犯し、勝ち越しを許してしまった。さらにファウルを重ねることでリズムを崩した日本はポーランドの猛攻に耐えられず、そのまま黒星スタートとなってしまった。
日本は2ポイントシュートが13本中2本のみの成功と不発。また、ファウルトラブルもあって勝負どころで守備の強度が落ちてしまうと、3選手が6得点とバランス良く得点を重ねたポーランドのオフェンスを止めることができなかった。