水野宏太

今シーズンまでA東京のトップアシスタントコーチを務める

群馬クレインサンダーズは水野宏太とのヘッドコーチ契約が基本合意に達したことを発表した。

現在39歳の水野は2008年に栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)のアシスタントコーチとなりコーチングキャリアをスタートさせると、2009年から2年間男子日本代表のアシスタントコーチを務めた。2013-14シーズンからレバンガ北海道に加入すると、アシスタントコーチ、ヘッドコーチ代行を経て、2015年から2018年まで北海道のヘッドコーチを務めた。その後、アルバルク東京のトップアシスタントコーチとして4シーズンを過ごした。

水野はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「一昨年度にはB1昇格を果たし、昨年度は一部昇格後の一年目の昇格チームとして最多勝利数を達成しました。これまでの歩んできたステップから更に前に進んでいく為に、これまで群馬クレインサンダーズに関わってこられたコーチ、選手、スタッフの皆さんが築いてきたものを活かしていきたいと思っています。次のシーズンで共に戦うチームスタッフ、選手、フロントスタッフでお互いに切磋琢磨していくことで良い文化を構築して、ファンやスポンサーの皆様が応援したいと思えるチーム、クラブを目指していきます」

また、クラブのこのようにコメントを発表している。「コーチとしてその手腕を遺憾なく発揮し、幾度の優勝を経験してきた素晴らしい実績の持ち主が、サンダーズの一員として加入してくれることとなりました。20代のうちから男子日本代表チームでの指導実績もあり、その戦略の幅やコーチングには実績に裏打ちされた期待が持てます。今後の日本バスケットボール界を担っていく指導者として、群馬クレインサンダーズを日本一のクラブへと昇華させてくれることを大いに期待しております」