ポール・ヘナレ

「我々は大きな一歩を踏み出し、チーム史上初となる功績を残すことができました」

島根スサノオマジックは今日、ヘッドコーチのポール・ヘナレとの契約継続を発表した。

現在43歳のヘナレはニュージーランド出身で、2012年から2年間ニュージーランド代表のアシスタントコーチを務めた後にヘッドコーチに昇格し、2015年から2019年までニュージーランド代表の指揮を執った経験を持つ。2019-20シーズンから舞台をBリーグに移し、香川ファイブアローズを2シーズン率いた。そして今シーズンから島根の指揮官に就任すると、レギュラーシーズン40勝15敗でクラブ最高勝率となる72.7%を記録して、クラブ初のチャンピオンシップに導いた。チャンピオンシップでもクォーターファイナルでアルバルク東京を破り、セミファイナル進出を果たした。

ヘナレはクラブを通じて「全てのファン、関係者の皆様、今シーズンはたくさんのご声援をいただきありがとうございました。 我々は大きな一歩を踏み出し、チーム史上初となる功績を残すことができました。次のシーズンは更なる飛躍をしたいと思います。皆さんに早く再会できるのを楽しみにしています」

同時に島根は堀健太郎GMとの契約継続も発表し、堀GMは「島根スサノオマジックに関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。応援していただける方の存在がどれだけありがたいことか、そしてどれだけ心強いことか、キャリアを重ねるごとにより強く感じています」とコメントをしている。

「特にチャンピオンシップのA東京戦、会場が一体となり勝ち取ったあの光景は忘れられません。これまで選手やスタッフの入れ替え、そして勝利を重ねることが出来ず、応援してくださる皆様へ苦しい思いをさせてしまった時代もありますが、どんな状況でも変わらず熱く、最後まで信じて応援してくださるスサノオファミリーの皆様の存在がこのクラブの一番の強さだと思っています。新シーズンも苦しい場面や難しい状況に直面することもあるかと思いますが、そんな時こそ、スサノオファミリーの皆様、そして選手、スタッフ、島根・山陰一丸となり手を取り合い、成長し目標達成に向けて歩んでいきたいと思っております」