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ウォリアーズ退団について質問されたボーガットが過激発言
アンドリュー・ボーガットは、2014-15シーズンのウォリアーズ優勝に貢献し、NBA年間最多勝利記録(73勝9敗)を樹立した2015-16シーズンのチームの中心を担った。2012年3月にバックスからウォリアーズにトレードされて以降、リーグ最強のディフェンスを支え続けてきた。
しかし今夏、ウォリアーズはフリーエージェントとなったケビン・デュラントを獲得。その余波を受け、ボーガットはマブスにトレードされた。
11月9日、昨シーズンまでホームだったオラクル・アリーナで古巣と対戦する前、ボーガットは『USA Today』のインタビューで、NBAのビジネス的側面について思うところを語った。
マブスへのトレードについて質問されたボーガットは、「ウォリアーズから実力不足と見なされた」という噂に話が及ぶと不機嫌な表情を見せ、「結果的にこうなった。『ある人物によれば』という類の話は信じないよ」とコメント。「だいたい、このリーグには二枚舌を使うヤツしかいない。みんな嘘つきだ」
「僕のことを批判した人間でさえ、翌日には平気な顔をして僕に握手する。そして『家族は元気かい?』なんて言葉をかけてくる。そのリーグにはそんな浅はかな人間ばかりいるんだよ。でも、プロスポーツの世界では当たり前のこと。本物の友人と呼べるような人に出会うことのできる可能性はすごく低い。これが現実なんだ」
古巣との対戦に向けて「特別な感情はない」と言い切ったボーガットだが、難攻不落と呼ばれるオラクル・アリーナで対戦チームとしてプレーする難しさを誰よりも理解している。「サーカスのような試合になるだろうね。きっと、普段の試合より疲労感は出ると思う」
パワフルかつ実直なプレーでゴール下を支えたボーガット。彼の退団を惜しむ意見はファンから多く出ている。