グリズリーズ

クレイマンGM「メンフィス初のチャンピオンシップに導いてくれると確信している」

現地6月13日、グリズリーズはヘッドコーチのタイラー・ジェンキンスと複数年の延長契約を結んだことを発表した。なお、チームの方針により、契約条件は明らかにされていない。

指揮官としてはまだ若い現在37歳のジェンキンスは、ホークスとバックスでのアシスタントコーチの経験を積み、2019-20シーズンからグリズリーズのヘッドコーチに就任した。グリズリーズを率いて3シーズン目の今シーズンは、フランチャイズ記録となる52勝26敗の西カンファレンス2位でプレーオフ進出を果たした。プレーオフでも7シーズンぶりにチームをカンファレンスセミファイナルまで導いた。

惜しくも今シーズンのNBA最優秀コーチ賞は2位となり、受賞こそ逃したが、ロスターに30代の選手が一人もいないだけでなく、キャリア5年以上の選手も3人しかいない若きチームで、選手とともにジェンキンス自身も経験を詰んだシーズンとなった。

グリズリーズのバスケットボール運営部エグゼクティブバイスプレジデント兼GMのザック・クレイマンは「タイラーは我々のチームを率いて素晴らしい仕事をしてくれたから、この契約延長は当然のこと」とコメントを発表し、こう続けている。「昨シーズンと比べても、チームの成長は数字が物語っている。そして、彼の成長志向、無私無欲、競争心に満ちたアプローチはクラブのカルチャーを確立する原動力となった。私たちは、タイラーがメンフィスを初のチャンピオンシップに導いてくれると確信している」