宇都宮ブレックス

2度目の優勝に欠かせなかった存在

宇都宮ブレックスが鵤誠司、荒谷裕秀との契約を継続を発表した。

鵤は185cm95kgのポイントガード。福岡第一から青山学院大を経て広島ドラゴンフライズに加入し、2017年から宇都宮でプレーしている。ガードとして突出したスピードはないが、それを補って余りあるフィジカルの強さを持ち、遠藤祐亮と並ぶ『ディフェンスの核』として宇都宮において欠かせない存在となった。また、プレーメーカーとしての安定感も増し、今シーズンはキャリアハイの3.8アシストを記録した。

そして、ポストシーズンではパフォーマンスをさらに向上させ、日本生命ファイナル賞を受賞するなど、宇都宮の2度目のリーグ制覇に大きく貢献した。

鵤はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「チャンピオンシップ連覇、天皇杯優勝、地区優勝できるように皆さんと共に戦っていきたいと思いますので、2022-23シーズンもよろしくお願いします」

荒谷は189cm86kgのスモールフォワード。インサイドに切り込む力強いドライブ、3ポイントシュートと得点パターンの多さが武器で、白鷗大4年時にはインカレでチームを3位へと導き、優秀選手に選ばれた。特別指定選手として宇都宮に加入した昨シーズンは平均3.2分とプレータイムが限られていたが、今シーズンは50試合中2試合で先発を務めるなど出番を増やし、、平均9.8分のプレータイムで3.2得点、0.8アシストを記録した。

千葉ジェッツとのチャンピオンシップクォーターファイナル第1戦で14得点を挙げるなど、ポストシーズンでも思い切りの良いプレーを見せ、ローテションメンバーとなり勝利に貢献した。

荒谷はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「2連覇、そしてまだ達成できていない天皇杯の優勝など新たな目標に向かって努力していきたいと思います。2022-23シーズンも一緒に戦いましょう!」