チームはディフェンスが機能せずに連敗
現地6月5日、ワシントン・ミスティクスが敵地でシカゴ・スカイと対戦した。
いつものように、町田の出番は第1クォーター終盤に訪れた。パスを散らし、得点が伸び悩むチームのリズムを変えようとしたが、連続で3ポイントシュートを許し、第1クォーターを18-24で終えた。町田は第2クォーターもそのまま出場。2試合連続で無得点に終わっていた町田だが、開始1分にスクリーンでマークをはがすと、センターがシュートチェックに出てこない隙を突いて3ポイントシュートを成功させ、3試合ぶりの得点を記録した。直後には自らリバウンドを取り、すぐさま前線に走る味方へロングパスを通し、速攻をお膳立てした。
後半に入ってもプレータイムが伸びた町田は、ミスマッチのシチュエーションを見逃さずにインサイドへ技ありの浮き球のパスを通し、デザインプレーからシューターへ的確にパスを通すなど、安定したパフォーマンスを見せた。最終クォーターにはスクリーンでマークマンをセンターへとスイッチさせてスピードのミスマッチを作った上で、クロスオーバーで相手を抜き去りフローターを沈めた。
前半を2点ビハインドで終えたミスティクスだったが、1試合のフィールドゴール成功率が55.4%と高確率でシュートを決められたこともあり、ディフェンスが機能せずに大量ビハインドを背負った。町田がトランジションを操り、連続で速攻をアシストして点差を縮めたが逆転するまでには至らず、最終スコア91-82で敗れた。
町田は8試合ぶりにプレータイムが20分を超え、5得点2リバウンドを挙げるともに、キャリアハイを更新する9アシストを記録した。2連敗を喫したミスティクスだが、7勝5敗で5位につけている。