大学2年時から特別指定選手として千葉でプレー
千葉ジェッツは今日、大倉颯太との契約継続を発表した。
今年3月に東海大を卒業した大倉は、185cm83kgのポイントガード兼シューティングガード。北陸学院のエースとして活躍した後に東海大に進学し、1年と3年でインカレ制覇を成し遂げ、大学No.1ガードの呼び声も高かった選手だ。大学2年の時に特別指定選手として千葉に加入し、Bリーグデビューを果たすと、昨シーズンもインカレ終了後に千葉に特別指定選手として加入した。
プロで経験のある選手でも加入直後はそう簡単に出場機会が与えられない千葉ですぐさま信頼を勝ち取り、プレータイムを伸ばしていたが、2021年2月14日の信州ブレイブウォリアーズ戦で前十字靭帯断裂、内側側副靭帯断裂、半月板損傷で全治12カ月の重傷を負った。それでも懸命なリハビリを経て復帰を果たし、昨年末のインカレ終了後に千葉とプロ契約を結んだ。今シーズンは24試合に出場して、平均プレータイム15.2分で5.0得点、1.7リバウンド、1.6アシストを記録。東地区優勝をかけたシーズン最終盤、そしてチャンピオンシップの初戦でも先発を任され、富樫勇樹との2ガードとしてチームを引っ張った。
大倉はクラブを通じて、次のコメントを発表している。「2022-23シーズンも千葉ジェッツでプレー出来ることを、とても嬉しく思っています! 昨シーズンはとても悔しい結果になってしまいましたが、成長もあったと思います。来シーズンこそ天皇杯とリーグ制覇の2冠を成し遂げたいと思います。来シーズンも引き続き熱い応炎をよろしくお願いします!」
また、千葉はこれまでに、二上耀、ギャビン・エドワーズ、ジョン・ムーニー、クリストファー・スミスとの契約継続を発表している。