ラッセル・ウェストブルック

写真=Getty Images

2003年に手術した古傷、今回は無理をせず

10月16日にウォリアーズとの2018-19シーズン開幕戦に臨むサンダーから、良くない報せが届いた。15日の練習後、指揮官のビリー・ドノバンが、ラッセル・ウェストブルックの欠場を想定して準備していると語ったのだ。

先月に右ひざの手術を受けたウェストブルックは、先週に再検査を受けている。順調に回復はしているものの、まだフルコンタクトありの練習には参加できていない。2013年のプレーオフで右ひざの半月板を損傷したウェストブルックは、それからの9カ月間で3度も同じ箇所の手術を受けた。その後は問題なくプレーしており、この2シーズンは連続で『平均トリプル・ダブル』という快挙を達成してNBA史に名を刻んだ。

今回の手術は、ひざの炎症が深刻なケガに繋がる前の『予防策』として受けたもの。当初の予定どおりには回復しなかったが、長いシーズンを考えれば、ここで無理をする必要はない。開幕戦でウォリアーズと対戦、大きな注目を浴びる舞台でウェストブルックを見られないのは残念だが、サンダーにとっては、完治した上でエースが復帰する方が重要だ。

ウォリアーズ戦では、新加入のデニス・シュルーダーが先発出場する見込みとなっている。