2017年にはU19カナダ代表チームをワールドカップ優勝に導く
京都ハンナリーズは今日、新たな指揮官にロイ・ラナを招聘したことを発表した。
現在53歳のラナは、高校や大学、プロ、国際大会など様々なカテゴリーで25年以上のコーチングキャリアを持ち、現在はエジプト代表チームの指揮官を務めている。昨夏の東京オリンピックではドイツ代表のトップアシスタントコーチを務め、チームのオリンピックベスト8に貢献。また、2019-20シーズンからの2シーズンはNBAのキングスでアシスタントコーチを務めた。そして、八村塁などが出場した2017年にエジプトで行われたU19ワールドカップでは、現在NBAのニックスで存在感を発揮しているRJ・バレットを擁するU19カナダ代表の指揮官を務め、チームを金メダル獲得へ導いた実績を持つ。
京都の渡邉拓馬GMは、「チームビルディングの新しいフェーズだと捉え、ラナ氏のこれまでの経験や知識が、京都ハンナリーズに必要だとの考えから、来季ヘッドコーチをオファーいたしました」とラナを招聘した理由を明かし、「輝かしいキャリアももちろんですが、数多くのチームで優勝が出来るだけのレベルのプログラムを築き上げた経験があります。また、人間性も素晴らしく、選手やスタッフに対しても大いに刺激になることを期待しています」とコメントを発表している。
ラナはクラブを通じて、次のコメントを発表した。「京都ハンナリーズの一員になることを大変光栄に思うと同時に、世界でも有数の都市でチームを率いることが出来ることにエキサイトしています。世界的にみても発展著しいこのBリーグにおいて、しっかりと京都ハンナリーズというチームを確立させ、戦っていくことに最大限取り組んで参りたいと思います」