マブスとの開幕戦メンバーに登録される可能性も
このオフにティンバーウルブズからフリーエージェントになったジャマール・クロフォードが、2018-19シーズン開幕戦に出場する可能性が浮上した。再建途中のサンズが、クロフォードにベテラン最低保証額での契約をオファーをしたと、『98.7 FM Arizona’s Sports Station』が伝えたのだ。
『98.7 FM Arizona’s Sports Station』によれば、クロフォードは先週の金曜日にサンズ関係者と面会したという。サンズの暫定GMを兼任しているバスケットボール運営部門副代表のジェームズ・ジョーンズは、『Arizona Sports』に「ジャマールのことは個人的にも知っていて、素晴らしい選手だ」と語った。
ウルブズではベンチから試合の流れを変える『ゲームチェンジャー』としての役割を与えられると思われたが、プレータイムは2年目以降キャリア最低の20.7分にとどまり、不本意なシーズンに終わった。しかし、38歳になった今も、その実力に衰えは見られない。ポイントガードでもプレーできるため、オフェンス時にボールハンドラーとしても貢献できる。
NBA史上唯一シックスマン賞を3度も受賞しているクロフォードは、先日『The Undefeated』に「シーズン開幕後、どこかのタイミングで、どこかのチームにいると思うよ」と語るなど、去就に関して楽観視している。ウルブズでの失敗を踏まえ、次の契約先を考える上で、チームの戦術にフィットするかどうかを最も重視しているとも主張した。
サンズのレギュラーシーズン開幕戦は、10月17日に行なわれるマーベリックスとのホームゲーム。開幕ロスター15選手(2ウェイ契約選手を除く)を決める期限は15日に設定されているため、もしサンズがクロフォードを開幕メンバーに加えるのなら、今後24時間以内に決断を下さなければならない。最強シックスマンが開幕戦をサンズのベンチで迎えることになるのかどうか、チームの発表を待ちたい。