天日謙作

昨シーズンはクラブ初のチャンピオンシップに導く

大阪エヴェッサが天日謙作ヘッドコーチの退任を発表した。

2019年、9年ぶりに大阪のヘッドコーチに復帰した天日はBリーグになって戦力は整っているにもかかわらず3シーズン連続で勝率5割を切っていたチームをステップアップさせ、26勝15敗と勝ち越しに成功。昨シーズンは自身の病気でチームに帯同できず、リモートで指導をしながらアシスタントコーチの竹野明倫にチームの指揮を任せたが、34勝20敗の成績を収め、チーム史上初となるチャンピオンシップ進出へ導いた。

今シーズンはさらなる成績アップが期待されたが、エースの橋本拓哉が右アキレス腱断裂で全休に終わるなど、主力選手の負傷もあり、21勝36敗で西地区8位の成績に終わった。

天日は「今シーズンをもって大阪エヴェッサを退団することになりました。3シーズン、温かい応援をいただきありがとうございました。今後の大阪エヴェッサの更なる躍進を期待しています」とのコメントを発表している。