崖っぷちのグリズリーズが最大55点リードを奪ってシリーズ2勝目、デズモンド・ベイン「僕たちは何だって可能にするチーム」

崖っぷちのグリズリーズが最大55点リードを奪ってシリーズ2勝目、デズモンド・ベイン「僕たちは何だって可能にするチーム」

2022/05/12 16:30
デズモンド・ベイン

「僕たちはこれまでも期待を超えてきた」

現地5月11日、グリズリーズが1勝3敗とウォリアーズに王手をかけられて迎えたプレーオフ西カンファレンスセミファイナル第5戦。第1クォーター残り約1分半に9-0のランでリードを広げたグリズリーズが最大55点のリードを奪い、134-95での快勝を収めた。グリズリーズが崖っぷち状態に変わりはないが、これでシリーズを2勝3敗としている。

グリズリーズが試合序盤からペースを握り、第1クォーター中盤には2桁リード(21-11)を奪ったが、ステフィン・カリーに連続3ポイントシュートを許したこともあり、残り4分の時点で1点差まで詰められ拮抗した展開が数分続いた。しかし、この試合の中で拮抗したのは第1クォーター中盤以降の約2分半だけで、それ以外は常にグリズリーズが主導権を握った。

第1クォーター残り1分21秒にクレイ・トンプソンに3ポイントシュートを許し、29-28と詰められたグリズリーズだったが、そこからディアンソニー・メルトンの連続3ポイントシュートなどで9-0のランを決め38-28で第1クォーターを終えた。第2クォーターに入ってもグリズリーズが2桁リードをキープ。そして、第2クォーター残り5分を切った頃にはウォリアーズから4連続ターンオーバーを奪う堅守で試合を支配した。ディフェンスからリズムをつかんだグリズリーズは前半残り約5分間を20-4として、77-50で試合を折り返した。なお、前半77点はグリズリーズにとってプレーオフでのフランチャイズ記録となる。後半に入ってもグリズリーズのペースで試合は進み、第3クォーター残り40秒にはザイール・ウィリアムズのフリースローで最大リード55点(119-64)を奪い、シリーズ2勝目を挙げた。

グリズリーズはエースのジャ・モラントがこの試合も欠場したが、ジャレン・ジャクソンJr.、タイアス・ジョーンズ、デズモンド・ベインの先発3選手がそれぞれ21得点を挙げたのを筆頭に、計7選手が2桁得点をマークした。

試合後、ベインは「僕たちはこれまでも期待を超えてきた」とチームへの自信を語った。「誰かが『僕たちには無理だ』って思うたびに、僕たちはそれをやってのけてきた。だから、このチームができることの制限を設けたくない。僕たちは何だって可能にするチームだから」

また、ジャクソンJr.もシリーズでの反省を生かしていると言う。「僕たちが置かれている状況は分かっていた。でも、何も変えなかった。僕たちはただ落ち着いて、試合映像を見て、この間の試合での修正点を理解し、それを実行した」

一方、王手をかけながらもシリーズ突破のチャンスを逃したウォリアーズは、トンプソンがチームハイの19得点で引っ張り、ルーキーのジョナサン・クミンガも17得点で続いたが、カリーがフィールドゴール10本中4本成功の14得点、ジョーダン・プールもフィールドゴール6本中1本成功の3得点に留まった。また、第2クォーターだけで10ターンオーバーを犯したように、試合を通じて22ターンオーバーを記録し、そこから29失点となった。

健康安全プロトコル入りした指揮官スティーブ・カーに代わって指揮を執っているアシスタントコーチのマイク・ブラウンは「私たちはオフェンスで落ち着かなければいけない」と振り返った。「特に序盤は雪だるま式にターンオーバーが増えてしまった。それでグリズリーズに自信を与え、逆に私たちは萎縮してしまった」

また、トンプソンも「酷いゲームだった。オープニングから恥ずかしい内容だったし、流れが良くなかった。彼らは僕たちよりも積極的にプレーしていて、僕たちはフリースローが13本だったのに対し、彼らは30本だったことに表れてる」と反省した。

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