三河に快勝の川崎ブレイブサンダース、藤井祐眞「出だしからチャンピオンシップに繋げていきたい気持ちをプレーで見せられた」

三河に快勝の川崎ブレイブサンダース、藤井祐眞「出だしからチャンピオンシップに繋げていきたい気持ちをプレーで見せられた」

2022/05/07 21:07
藤井祐眞

第3クォーター終了時点で27点リードの危なげない展開で地区2位以上を決める

川崎ブレイブサンダースは5月7日、敵地でシーホース三河と対戦。5人が12得点以上とバランスの取れたオフェンスで序盤から主導権を握ると、ディフェンスは最後まで崩れず危なげない試合運びで85-59と快勝した。これで川崎は地区2位以上が確定している。そして明日の試合で川崎が勝ち、千葉ジェッツが敗れると逆転での地区優勝となる。

試合の出だし、川崎は第1クォーターだけで7つのオフェンスリバウンドと分厚いオフェンスを仕掛けると、ボールムーブも良く、しっかりオープンを作ることで藤井祐眞、ニック・ファジーカスが高確率で3ポイントシュートを決める。逆に三河は、うまくチームで攻めることができず単発のシュートが増えたことでフィールドゴールの確率が上がらず。第1クォーターだけで川崎が17点の大量リードを奪う。

第2クォーターに入ると、三河はディフェンスリバウンドからのトランジションとウイング陣の機動力を生かした展開に持ち込むことで反撃。西田優大が前半終了間際に3ポイントシュートを沈めたことで9点差にまで追い上げられ、川崎としては嫌な流れでハーフタイムを迎えた。

しかし、川崎は「前半で見えた部分に後半しっかりアジャストしてくれました。攻めるポイントをみんなで把握して狙えた。ディフェンスでは、しっかりと相手の抑えないといけない部分を抑える。ゲームプランを第3クォーターでもう一回、集中してできました」と佐藤賢次ヘッドコーチが振り返るように、第3クォーターは出だしから自分たちのやりたいプレーをしっかり遂行する。

その結果、藤井が3ポイントシュート、味方のターンオーバー奪取による速攻でバスケット・カウントを決め、後半開始3分で49-32と一気に突き放した。これで完全に勢いに乗った川崎は、その後も三河を圧倒し、篠山竜青が最後にブザービーターを決めることでリードを27点にまで広げてこのクォーターを終了。このまま第4クォーターは余裕の展開で快勝した。

大差をつけての勝利にもリバウンド、フリースローが課題と気を引き締める

本日、川崎は第1クォーターで28-11、第3クォーターで30-13とビッグクォーターを作ったが、この2つのクォーターでチームを牽引した藤井は試合をこう振り返り、大勝にも気を引き締めている。

「チャンピオンシップのつもりで戦って、出だしから非常に良いバスケットボールができたと思います。第2クォーター、シュートが入らずにリズムが変わって詰められたのは課題ですが、後半はしっかりアジャストできました。ただ、相手にオフェンスリバウンドを17本と非常に多く取られており、明日はこの部分をしっかりやりたいです」

また、大量リードによって第4クォーターはプレーしない中でも、16得点4アシスト3アシスト2スティールと大暴れだった自身のパフォーマンスは、「出だしからチャンピオンシップに繋げていきたい気持ちをプレーで見せられたと思います」と評する一方で、フリースローを課題に挙げる。

藤井個人では5本中3本成功、そしてチーム全体では17本中10本成功に終わったことに危機感を露わにした。「ここ数試合、フリースローの確率がすごく悪いです。チャンピオンシップの戦いになると一つのミスがより終盤で響いてくるので、確率良く最初から決めていかないといけないです」

藤井祐眞

「他力本願ですが正直、地区優勝したいです」

本日、A東京が敗れたことで東地区2位以上が確定した川崎だが、当然のように「他力本願ですが正直、地区優勝したいです」と藤井は語る。「自分たちの試合が終わった後、SR渋谷と千葉の試合を数分だけですが見ることができたので、SR渋谷さんに勝ってもらうしかないと応援していました。明日はとにかく自分たちの試合に集中します。その上で試合を見られることができたら、SR渋谷さんを応援します。まだ、地区優勝のチャンスがあるので狙っていきます」

いよいよ明日はレギュラーシーズン最終日、川崎と千葉の地区優勝争いを含め、まだまだチャンピオンシップの枠を巡って熾烈な戦いが続いている。当事者にとってはプレッシャーもかかるだろうが、藤井は最後まで気を抜けない状況をポシティブにとらえている。

「明日、もちろん三河さんにとっては勝てばチャンピオンシップが決まる大事な試合です。僕たちも1位になれる可能性がある大事な試合で、シーズンの最後までどうなるのか分からないのは個人としては非常に面白いですし、選手のモチベーションにもなると思います。この楽しさをプレーで表現したいですし、ファンの方々にそういうところを見てほしいです」

最後まで見逃せない試合が続くのはファンにとって大きく歓迎すべきことだ。その上で藤井は何よりも、川崎ファンにとって最高の形である地区優勝でレギュラーシーズンを締めくくるため明日もコートで大暴れする。

コメントを残す

RECOMMEND