『ヤング・レイカーズ』がウォリアーズ相手に大アップセットも、指揮官ウォルトンは冷静にチームの成長を実感

2016/11/05
NBA&海外
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写真=Getty Images

若きレイカーズはウォリアーズ相手に最大21点リードを奪う圧勝

11月4日、若手中心のレイカーズが、NBAのスター選手を集めた『スーパーチーム』ウォリアーズを117-97で下し、ステイプルズ・センターで大アップセットをやってのけた。

前日に行なわれたサンダーとの激戦の影響で、ウォリアーズの選手に疲労があったとはいえ、再建をスタートしたばかりのヤング・レイカーズの勝利は予想外の出来事だった。結果以上に驚くべきは、ハイスコアリング・オフェンスのウォリアーズを相手に、ヤング・レイカーズがリードを最大で21点に広げたことだ。第2クォーターに41得点を挙げたレイカーズは、第3クォーター開始から8-3のランを決め、73-52にリードを拡大する。

その後もレイカーズはウォリアーズの圧力に屈することなく対応。第4クォーター残り4分21秒になっても18点差(109-91)を保持したレイカーズに対し、ウォリアーズはその時点で先発をベンチに下げ、白旗を揚げた。

ステファン・カリーやケビン・デュラントを相手に、レイカーズの選手たちは臆するどころか『ラン・アンド・ガン』で果敢に挑みかかり、ルー・ウィリアムズとジュリアス・ランドルが20得点を挙げた他、注目のルーキーであるブランドン・イングラムや若きリーダーのディアンジェロ・ラッセルが持ち味を存分に発揮。見事にアップセットをやってのけた。

ウォルトン「ウォリアーズに勝つことが目標ではない」

ウォルトンは試合後、「最高のチームに勝てたのだから気分は良いよ。チームが継続して成長している姿を見られたのは良いことだ」と話したが、「しかし、我々には大きな目標がある。それは、ゴールデンステイトに勝つことではない」と言い切る。

「大きな目標は、ここステイプルズ・センターにやって来る相手がやり辛さを感じるようなチームになること。今シーズンはホームで強豪2チーム(開幕戦ロケッツに120-114で勝利)から勝利を挙げられている。これからもホームで勝ち続けることが重要で、そういう気持ちでこれからも試合に臨まなくてはいけない」

ウォリアーズを相手に20得点14リバウンドを記録したジュリアス・ランドルも手応えを感じ、試合後、次のように語った。「守備からの速攻、つまりトランジションが機能している。ボールもシェアできているから、良いオフェンスができている」

選手たちの意識だけではなく、結果からも着実にレイカーズの成長が見て取れる。昨シーズンは開幕から6試合を終えて1勝5敗。3勝目を挙げるまでに開幕から1カ月以上の時間を必要とした。今シーズンは6試合を終えて3勝3敗と5割の勝率を残し、ウォルトンが導入したアップテンポなオフェンスシステムが機能している。

コービー・ブライアントの引退で一時代の終わりを迎えたレイカーズだが、新しい時代を着々と築きつつあるようだ。