ルーゲンツ・ドート

ドート「クラブに感謝しないといけないね」

エースのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーを擁するサンダーは24勝58敗、西カンファレンス14位で今シーズンを終えた。ルーゲンツ・ドートやジョシュ・ギディー、さらにアレクセイ・ポクシェフスキーといった若手の成長を促し、キャップスペースを空けつつもNBAドラフト指名権を集めている段階のため、この結果は首脳陣にとっては想定内だったと言える。

そのサンダーが今シーズンに余ったサラリーを臨時ボーナスという形で選手たちに分配すると『oklahoman.com』が報じた。サンダーの今シーズンのキャップスペースは約1億120万ドルで、選手たちのサラリー合計は約7900万ドル。この余った約2200万ドルを選手たちに分配することになった。

この分配金を受け取る条件については選手会の投票で決まることになり、41試合以上ロスター入りした選手にはフルの金額を、残りの選手には4分の1の金額を臨時ボーナスとして分配する可能性が高いという。

キャリア3年目を終えたドートは「僕たちはコートにたくさんのことをもたらし、シーズンを通してハードにプレーしてきた。僕たちためにそうしてくれるのだから、クラブに感謝しないといけないね」と語り、球団の計らいに感謝した。

臨時ボーナスは100万ドル以上で、マックス契約を締結したアレクサンダーのような選手にとっては微々たるモノかもしれない。それでも、サラリーが200万ドルのケンリッチ・ウィリアムスのような低サラリーの選手にとってはうれしい臨時収入となるだろう。