デリック・ホワイト

第1戦で負傷のマーカス・スマートの出場は微妙

東カンファレンスセミファイナルで王者バックスと対戦しているセルティックスは、ホームでの第1戦を89-101で落とした。

バックスのディフェンスの前に3ポイントシュートを打たされ、3ポイントシュートラインの内側からのシュート成功数は、球団最少の10本に終わった。

ロバート・ウィリアムズ三世は、第1戦で3ブロックを記録したブルック・ロペスにしてやられたと、現地5月2日の練習後に語った。「チームメートにとってボールの出しどころになれるように、エリアを見つけないといけない。(ロペスが)必ずヘルプに来るのは分かっている。自分が相手のプレーを読んで、ベースライン上でもっとアクティブにやらないといけない。アタックするチャンスをうかがいながら、チームメートの力になりたい」

デリック・ホワイトは「これはプレーオフで、1試合で流れが変わることもある。第1戦の結果は忘れて第2戦に切り替えないといけない。明日はチームにとって大事な試合になる。危機感を持って試合に臨まないといけないし、しっかり準備して臨まないといけない。1試合で流れは変えられる。そういう気持ちでやらないといけない」と語った。

ヘッドコーチのイメイ・ユドカによれば、第1戦で大腿部を痛めたマーカス・スマートはまだ痛みがある状態とのことで、第2戦出場可否は試合当日に判断するという。守備の要でもあるスマートが欠場すれば、その影響は大きい。

シーズン中のトレードでセルティックスに加入したホワイトは、「どうやって挽回するのか?」という質問に「自分がチームに来てから、このチームがどれだけすぐにアジャストしてきたかは知っている」と答えた。「それにロッカーにもやり返す気持ちの強い選手が揃っている。みんな競争心の強い選手で、第2戦に準備を整えて臨むよ」

ホームでの連敗は回避したいセルティックスが意地を見せるか、第2戦にも注目が集まる。