千葉ジェッツ

「一つひとつのポゼッションの大切さを感じて戦っていかないといけません」

千葉ジェッツは4月20日に行われた敵地での秋田ノーザンハピネッツ戦に88-67で勝利した。

第1クォーター終盤に12-2のランを決めて主導権を握ると、その後も2桁前後のリードを維持した。また、秋田の前田顕蔵ヘッドコーチが「リーグで一番攻撃力のある千葉さんはやはり簡単ではなかった。少しのミスが必ず失点に結びつくところは流石でした」と語ったように、ターンオーバー数は2本しか変わらなかったが(秋田が11本、千葉が9本)、ターンオーバーからの得点で秋田が6点だったのに対し千葉は16点と大差をつけた。試合中止が相次ぎ、千葉にとっては10日ぶりとなったこの試合を見事に勝ち切り、連勝を5に伸ばした。

それでも、大野篤史ヘッドコーチは「自分たちの良いゲームだったかと言われれば、そうではない」と試合を振り返った。「多くのオフェンスリバウンドを取られてしまって、自分たちのコミュニケーションミスからたくさんの3ポイントシュートを打たれてしまったと感じています。抑えないといけないプレーヤー、マークしていた選手のところを抑えられず、秋田さんのシュート確率が悪かっただけで、自分たちの良いゲームだったかと言われれば、そうではなかった。しっかりとここを反省して次の試合に向けて修正していきたいです」

大野ヘッドコーチが言うように、オフェンスリバウンドは秋田が17本、千葉が14本と、外国籍選手が2人しかいない秋田に上回られた。また、B1で2位の3ポイントシュート成功率45.5%をマークしているジョーダン・グリンには、11本もの3ポイントシュートを打たせてしまい、そのうち7本も決められてしまった。

この秋田戦での反省を踏まえて、シーズン最終盤、そしてチャンピオンシップに向けて大野ヘッドコーチは、「今日の試合で出たところですが、泥臭くボールを追いかけるところ」をより追求する必要があると語る。「自分たちがグッドディフェンスをした後に結局オフェンスリバウンドを多く取られてしまいポゼッションを稼がれる。こういうのはチャンピオンシップに入ると致命的になっていくので、しっかり修正しないといけません」

「シュートはコミュニケーションで防げるものと防げないものがあると思うんですけど、コミュニケーションで防げるシュートを数多く打たれました。こういう細かい部分、一つひとつのポゼッションの大切さ、重要性を感じてチャンピオンシップに向けて戦っていかないといけません」

千葉はチャンピオンシップ出場権をすでに獲得しているが、地区優勝、そしてホーム開催権を獲得するためにも、残り8試合も負けられない戦いが続く。今週末は大阪エヴェッサと対戦し、その後は川崎ブレイブサンダース、宇都宮ブレックス、琉球ゴールデンキングスと強豪との戦いが続くが、その中で大野ヘッドコーチが言う課題をどれだけ修正し、勝ちに繋げられるか注目だ。