チェハーレス・タプスコット

ダブドリリーグ3週目、あらためてファンタジースポーツの奥深さを感じている。対戦相手は、一緒にYouTubeチャンネル「Basketball Diner」を配信している日本一スタッツをとる素人こと、しんたろう。結果的には6勝7敗で敗れた。先週までリーグ首位に君臨していたが、2位の大西玲央と3位の大柴壮平のダブドリ組が揃って大勝したおかげで、首位からも陥落した。ただの敗戦ではなく非常に悔しい敗戦になってしまったので、詳細を振り返っていく。

チェハーレス・タプスコットに地獄へ突き落とされた

岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)の24得点、3FGM6本など期待以上に活躍した選手も多く、土日の試合を終えて、対戦成績は11勝2敗と大勝していた。総得点でも60点以上引き離すなど、各項目もそれなりの差があり、水曜ゲーム次第では「完封勝利もあるのでは?」と浮き足立っていたほどだ。しかし、蓋を開けてみれば、前述の通り、目論見とは大きくかけ離れた6勝7敗の大逆転負けに。

一番の誤算は、しんたろうが水曜ゲーム前に獲得したチェハーレス・タプスコット(茨城ロボッツ)の活躍だった。ここまでシーズン平均14.1得点、6.9リバウンドのタプスコットだが、4月20日の群馬クレインサンダーズ戦で、45得点、3ポイント7/10、10リバウンド、4アシストの活躍。45得点は今シーズンのB1最多得点記録だ。タプスコットのおかげであらゆる項目がひっくり返されてしまった。マーク・トラソリーニが退団し、外国籍が2人しかおらず、タプスコットのスタッツが伸びることは明確だったため、私も獲得の候補に挙げていた。しかし、最悪のタイミングで対戦相手に獲得されたのが、ファンタジースポーツの面白いところでもある。

もう一つ悔しいのが、ペリン・ビュフォード(島根スサノオマジック)のスタッツだ。4月20日の三遠ネオフェニックス戦で22得点、9リバウンド、14アシストと大活躍。あと1リバウンドでトリプル・ダブルなのだが、何度確認しても、あと1リバウンド足りない。もしトリプル・ダブル達成であれば、1項目取れたので、7勝7敗のイーブンには持ち込めた。1つのリバウンドに笑い、1つのリバウンドに泣く。これがファンタジースポーツの醍醐味だろう。

地上最強説浮上中!ショーン・ロング(レバンガ北海道)

今週も我がチームで活躍した選手をピックアップしていく。今週、要となってくれたのはドラフト1巡目で獲得したショーン・ロング。4月16日の滋賀レイクスターズ戦では、38得点、16リバウンドと圧巻のスタッツ。翌日も19得点、12リバウンド、4アシストと期待通りに活躍してくれた。

現在B1の得点王でもあり、リバウンドランキングも3位。最近3ポイントの試投数が減っているのが気になるところではあるが、安定的にスタッツを残してくれるのはありがたい。しかし、水曜ゲームは中止となってしまったため、今週は2試合のみの稼働となり、もし3試合あったら違った結果になったかもと悔やまれる。結局、今週の敗戦はまだまだ引きづりそうだ。